こんにちは。生涯挑戦!をモットーに新大人世代を応援する、こうちゃんです。
2019年の5月に訪問したバルセロナの世界遺産サグラダ・ファミリアは壮大という言葉だけでは表せない圧倒的な建造物であり芸術作品でした。
ここは塔に上るには事前予約は必須ですので、その方法と、美しくてとても印象に残る内部と外部の彫刻の数々をご紹介します。
■サグラダ・ファミリアチケットの事前予約方法
日本語のサイトもあるようですが、英語がわかる方はオフィシャルな英語のサイトでの予約がおすすめです。
訪問予定日の約2か月前にネットで予約しました。
手順としては以下となります。
1)サイトを開いたら、チケットの種類を選ぶ
2)訪問日と枚数を選ぶ
3)受難のファザード(Tower on the Passion facade)か
生誕のファザード(Tower on the Nativity facade)を選ぶ
4)エレベータに乗る時間と残り枚数が表示されるのでそこから時間を選ぶ
5)オーディオガイド付きなので、日本語を選んで、ADD TO CART(カートに入れる)を押す。
6)必要事項(名前、住所、メールアドレスなど)を記入してクレジットカード情報を入力する
クレジットカード情報を入力したあとに、そのカードに登録したIDとパスワード入力する画面も表示されました。事前に確認しておくことをおすすめします。
以上です。
以下が最初の画面です。
しばらくすると(確か30分もしないうちに)、登録したメールにチケットが送られてきますのでそれをプリントアウトして持参しました。
なお、入場する聖堂と塔は、生誕のファザードにしました。あとで受難のファザードの塔へはいけませんが、入り口は観ることができます。
上りはエレベーターですが、下りは階段となります。
■エレベータで生誕のファザードの塔に上り、バルセロナの街が一望できました
エレベータを上るとそこからバルセロナ市街が一望でき、多くには山々が見えます。
別の角度からはフルーツを形どった塔の先に海も見えて眺めは最高です。
これは何を形どった彫刻でしょうか、面白い形をしています。
下りは螺旋状の階段をおります。幾何学模様が美しいです。
■サグラダ・ファミリアの内部の様子
とにかく、内部の柱や彫刻、ステンドグラスの見事さは言葉を失います。
日本語音声解説を聞きながらそれに沿って観ると理解が深まります。
塔の上から階段で降りたあとに、じっくり内部を見て回りました。
オルガンのパイプの形も美しいです。
ガウディは内部を森をイメージして、柱を枝分かれする木に、ステンドグラスからの光を木漏れ日と見立てて設計したそうです。
■サグラダ・ファミリアの生誕のファザードの彫刻には意味があった
イエス・キリストが誕生し、成長していくエピソードが彫刻によって表されているそうです。
柱を下側で支える亀も、一方は海ガメ、もう一方は陸ガメだというので、確かに前足の形が違ってました。
【奏楽の天使たち】ファザードの正面左に3人右に3人、合計6人の天使達が、それぞれハーブ、ファゴット、バイオリン、民族楽器を演奏している場面
音楽好きなので、特に印象に残りました。
【キリスト生誕】生まれたばかりのキリストを養父ヨセフと母マリアが見守る場面。
【羊飼いの礼拝】羊飼いたちがベツレヘムへ向かって礼拝する場面だそうです。
【エジプトへの逃避行】ヘロデ王のイエス殺害計画を知り、幼いイエスを胸に抱いたマリアたちがエジプトへ逃げる場面だそうです。
■サグラダ・ファミリアの受難のファザードの彫刻にも意味があります
主なものだけ写真でご紹介します。
【16数字の板】 「ユダの接吻」の後ろに、合計16個の数字が描かれた一枚のパネルが見えます。その4つの数字を縦、横、斜めいずれの組み合わせで足しても「33」。それはイエスの死んだ年齢を表しているとのことです。
他にもありますが、結構多いのでここでは割愛させていただきます。
より詳細な解説は、こちらのサイトが参考になります。
■まとめ
今まで訪れたことのある大聖堂はすべて内部が薄暗いイメージでしたが、サグラダ・ファミリアはガウディの意図的な設計のためか、ステンドグラスや天井から明るい自然の光が降り注がれてました。
非常に印象深い建造物で、芸術品です。完成は2026年とのこと。
バルセロナでの必見の場所に間違いありません。
ご参考になれば幸いです。