こんにちは。生涯挑戦!をモットーに新大人世代を応援する、こうちゃんです。
一口にアウトプットといっても様々な方法がありますね。
この本ではアウトプットを話す、書く、行動するの3つのカテゴリーに分けて、合計80種類のアウトプットの手法がわかりやすく解説されています。
ほぼ見開きページでそれぞれの手法が完結して、しかもイラストで内容が書かれているので、頭に入りやすい構成になっています。
この記事では、特に印象に残ったポイントを紹介します。まだ自分にはアウトプット力が足りてないと考えている私のような人にはおすすめの本です。
■インプットとアウトプットの黄金比は3:7
この比率は正直驚きでした。どうも読書やネット検索などで、情報を入手するインプットの方ばかりに比重をおいていて、自分の場合は7:3ぐらいだったからです。
特にアウトプットの重要性を示す著者の言葉を引用しますと:
・月10冊読んでアウトプットが0の人より、月3冊よんで3冊アウトプットする方が自己成長する
・インプットとアウトプットの黄金比は3:7、つまりインプットよりアウトプットを多くした方が自己成長する
・脳の中のインプットのトレイが一杯になったら、アウトプットすることで空にする。このサイクルを回すことで仕事の能率がアップする
というところです。
アウトプットの比率を多くした方が良いのは、自己成長するからとはっきり述べられています。
なぜかというと、単にインプットするだけよりは、それをアウトプットすることで、記憶に定着しやすいからだと言います。
脳科学の法則として、実際に知識を使うことで、脳は重要な情報ととらえて、初めて長期記憶として保存し、現実に生かすことができる。
この本にも出てきますが、知識を誰かに教えることで記憶に定着しやすいのは正にそうです。
さらに著者はこう述べています。
「書いて覚える」「声に出して覚える」ようにするだけで、「運動性記憶」として記憶することができるのです。
この本の全体構成が「書く」「話す」「行動する」の大きく3つに分類されている理由がわかります。
■行動に移したいポイント
「人生を変えるのはアウトプットだけ」とはっきり断言した言葉には衝撃をうけました。
情報収集は好きで、こまめにメモ等しているのですが、この本を読んでアウトプットが全然足りてないと気づかされました。
学習、情報収集することにとどまらずに、アウトプットの比率をより増やしていきたいと思いました。
具体的なアウトプットの手法についてさらに知りたい方は是非この本をお読みください。
■著者について
ウィキペディアからの引用です:
樺沢紫苑(かばさわしおん、1965年 – )は、精神科医、映画評論家、作家、YouTuber。札幌生まれ。1991年、札幌医科大学医学部卒。所属事務所は浅井企画。本名・佐々木信幸。1965年、北海道生まれ。最終学歴は札幌医科大学 医学部。 卒業後は札幌医大神経精神医学講座に入局。大学病院、総合病院、単科精神病院など北海道内の8病院に勤務する。 2004年から米国シカゴのイリノイ大学に3年間留学。うつ病、自殺についての研究に従事。 帰国後、東京にて樺沢心理学研究所を設立。メールマガジン、Twitter、Facebookなど、累計30万人以上のインターネット媒体を所有し、精神医学や心理学、脳科学の知識、情報をわかりやすく発信している。