こんにちは、kindle本「理系出身じいじのホットクックでらくらく離乳食」の著者、生涯挑戦!をモットーにシニア世代を応援する、こうちゃんです。
このTEDトークは、プレゼンターのサイモン・シネックが、Apple、飛行機を発明して初飛行したライト兄弟、マーチンルーサーキングがなぜ他の同じような会社や同じような能力の人たちの中で群を抜いているのかの理由を語る内容になっています。
プレゼンターは「ゴールデンサークル」と呼ぶ共通する法則を見つけました。
「なぜ?どうやって?なにを?」が大事ということです。
その法則は私たち一般人にも適用できる考え方です。この記事ではその内容についてまとめました。
■印象に残った内容
全体的に以下の視点で、実例をあげながら人を動かす立場の人と、そうでない人の違いについて語られています。
・常識的と革新的
・アウトサイドインとインサイドアウト
・WhatとWhy
・大義・理想・信念と富・名声
・権威権力の座の人と周りを動かす人
結論としては、人を動かすリーダーや企業は、革新的であり、インサイドアウト、Whyを重視し、周りの人のためになることを実践しています。
ここでインサイドアウトとは、商品やサービスが持つ強みや利益からではなく、なぜその商品やサービスを売るのかという理由付けや信条の内側から外に向かうことです。
WhatからではなくWhyからスタートするのと同じ意味です。以下の言葉が印象に残りました。
・人は「何を」ではなく「なぜ」に動かされる
・人は信じることを行動で示す
・人がリーダーに従うのは、彼らのためでなく自分自身のため
商品の性能やスペックだけで購買の行動に出るのではなく、その商品が示すコンセプトや心情に心惹かれて購入するというのが、「何を」ではなく「なぜ」に動かされる意味です。
「人は信じることを行動で示す」例として、iPhoneのファンの人たちが、新発売のiPhoneに6時間も店頭に行列してまで買う行動が示されています。
また、インターネットのない時代に、マーチンルーサーキング牧師の演説を聴くために8時間もバスにゆられて真夏の会場に聴きにくる行動があげられています。
その行動自体が、リーダーのマーチン・ルーサー・キング牧師のためではなく、聴きに来る人それぞれ自分自身のため、つまり何かしら有益な話を聴けるためということになります。
■行動に移したいポイント
以下の2つが動に移したいポイントです。
・アウトサイドインとインサイドアウト
・WhatとWhy
この考え方は、一般人の私たちにも応用が効きます。大規模なビジネスでなくても、個人的なブログなどでも、自分の利益ファーストではなく、読み手ファーストで記事を書いた方が
読まれやすくなります。
何を書くかも重要ですが、なぜその記事を書くのかがより重要なので、そのあたりを意識していきたいものです。
■プレゼンターについて
サイモン・シネック:リーダーシップのエキスパート
は、リーダーがいかにして協力、信頼、変化を促すことができるかを探求しています。名著 “Start With Why “の著者でもあります。
■まとめ
最近視聴したTEDトークで印象に残った、Simon Sinek (サイモン・シネック氏)のの
「すぐれたリーダーはどうやって行動を促すか」
how great leaders inspire actionという話から印象に残ったポイントを紹介しました。