玉のつかまりは、アドレスとグリップで決まります。
最近気づいたポイントです。
今年2017年の2月から月2回ゴルフコーチを受けています。
先生は日本プロゴルフ協会のティーチングプロです。
7か月経過して、少しずつですが玉のつかまりが良くなってきました。
つまり、玉を芯でとらえる確率が上がってきたのです。
つかまりがいいこと=構えたところに再現性良くクラブフェースが戻ってくることです。
そのために大事なことはたった2つです。
①インパクト(クラブがボールに当たる瞬間)が再現しやすい構え。
②スイング中のクラブのブレを抑えるための合理的なグリップ
このことをいろいろな言葉やお手本となる指導で教えてくれていたのだと気づきました。
①はアドレス、②はグリップですね。
なんだ、そんな基本のき?と思われるかもしれません。
■アドレスのポイント
1)骨盤から上の背骨を時計の1時の角度に傾斜
2)その位置から腕を重力にまかせて脱力してだらんと垂らす
3)その腕でクラブを握る。この時、体とグリップまで拳1こ分離れる。
4)重心は足の裏の中央、両足に均等に体重をかけ、地に足をつけた構えにする。
この自然な構えが大事です。
余計な力を入れずにスイングした時に、インパクトの時はこの腕をダラーんとしたところに
戻って来るんですね。
■グリップのポイント
正しいアドレスで、インパクトの時にクラブがボールの近くに戻ってきたら、
クラブフェースをブレずにヒットさせる重要な役目をするのがグリップと考えられます。
グリップについては、別の記事で述べましたので詳しくは省略します。
目から鱗だったのは、右手はにぎりしめるのではなく、2本の指で
の第1関節と第2関節の間にクラブを置くようにして、ブレを抑える点です。
第二間接と第三関節と手の甲が一直線になるようにグリップします。
このとき右手親指はクラブに触る程度。
一方の左手は、クラブを上から包み込むように、左手のひらの生命線に沿って
クラブを握ります。
■グリップと左手首の角度の効果とは
ターゲット方向から見て、左腕から左手首の付け根までと
手首からシャフトの直線の角度をキープすることが大事です。
この左手と、右手の2本のロックされた指で、スイング中の遠心力にも
少ない力で、ブレない効果を発揮します。
つまり、左手の親指付け根から上から包み込むことによって、クラブヘッドが
上方向に動く力に対抗し、
右手の中指、薬指の2本のカギ型部と左手首と腕との角度をキープすることにより、
クラブヘッドが、重みで下方向にぶれるのを回避しているわけです。
玉をうまくヒットするためには、色々な要素があるはず。
ほんとうにこれだけでうまくいくのかという疑問がわくかもしれません。
もちろん、他にもいろいろ指摘をされました。
スイングは回転運動、真っ直ぐ打とうとして、フォローを前にだすのは誤り
すくいうちになって、右肩がさがるのはだめ等等。
「ボールにクラブを上手く当てること」ことに特化すると、
オリーブの実からオイルを抽出するように、エッセンスをとりだすと
この2つになります。
わかるとできるは別ではないのか、とお感じになるかもしれません。
まさにその通りです。
自分ではわかったつもりでも、すぐにはその通りできません。
ただ、ポイントを押さえて意識しながら、体に覚えさせることを
コツコツと継続していくと徐々に改善が見えてきます。
ちなみに、今年のスコアの推移ですが、行きつ戻りつはしながらも、
改善方向に向いています。
「インパクトが再現しやすい構え」と「スイング中ぶれにくいグリップ」
を体に染み込ませることができれば、以前の自分よりうまくなれます。