こんにちは。生涯挑戦!をモットーに新大人世代を応援する、こうちゃんです。
19世紀のアメリカの詩人、随筆家、ジャーナリストであった、
ウォルト・ホイットマンの名言です。 実はこの名前は初耳でした。
◼️名言その8と思ったこと
すべての音楽は楽器であなたを目覚めさせるものだが、
それはバイオリンでもコルネットでも、オーボエでも、ドラムでもなく、
バリトン歌手の歌う甘い抒情歌曲でも、男声合唱でも、
女声合唱のスコアでもない。
それらよりもより近くて遠いものだ。
ウォルト・ホイットマン
目覚めさせるというのは、単に眠りから覚ますと言う文字通りの意味だけではなくて、
なにか気づかせてくれるものとも読み取れます。
ただ、「近くて遠い」というのは、一見意味不明です。
どういうことなのだろうと考えてみました。
ウォルト・ホイットマンと言う名前は初耳でしたので、
そのヒントを得るために、にわか勉強ですが、少し調べてみました。
ホイットマンの代表作『草の葉』とう詩集があるそうです。
そこにからの名言というサイトがありました。
ホイットマンの代表作『草の葉』
『わたしにも、誰にも、あなたに代わって道を歩くことはできない。自分の道は自分で行くほかないのだ』 『情熱、それなくして人と呼べようか』
『自分自身であることに、人間の偉大なる誇りがある』 『若い女は美しい。しかし、老いた女はもっと美しい。』
『これから私は幸福を求めない。私自身が幸福だ』
『寒さにふるえた者ほど太陽の暖かさを感じる。人生の悩みをくぐった者ほど生命の尊さを知る』
「名言も多い!おすすめ小説『草の葉』のホイットマンって?」より引用
https://4meee.com/articles/view/1000320
「若い女….」にはなんか逆説的な表現があって、表面的ではなくて、
人生経験をかさねたからこそ感じられる美しさがあるとも受けとれます。
この詩集も読んでみたくなりました。
ほんの少しですが、これらの名言から表面的なものから本質を見る見極めるような、
そんな作者のものの見方が伝わって来ました。
あらためて、「近くて遠い」とはどういうことなのか、
独断と偏見で解釈してみると、
近いというのは、ここにのべられたバイオリンやコルネットや声だけでなくて、
もっと身近な風のささやきとか、小鳥のさえずりとか、いうのも音楽の一種といえるし、
もっと遠いというのは、何か楽器を超越したような天上の音楽のような、
楽器や声からでてくる音ではなくて、
作曲家が表現したかったより深いもの、 人間の気持ちであったり、
大自然の営みであったり、 そういうものを
「近くて遠い」という言葉で表現しているのではないかと思いました。
そう考えると、またこの名言が味わい深いものに見えてきます。
■ウォルト・ホイットマンについて
ウィキぺディアからの引用です。
ウォルト・ホイットマン(Walter Whitman)
生誕日:1819年5月31日 死没:1892年3月26日 アメリカ合衆国の詩人、随筆家、ジャーナリスト、ヒューマニスト。
ニューヨーク州ロングアイランドに生まれ、
ジャーナリスト、教師、公務員として働き、
南北戦争に志願看護師として従事する傍ら、詩を出版する。
活動初期には、禁酒運動小説 Franklin Evans (1842年) も発表している。
初め1855年に自費出版されたホイットマンの代表作『草の葉』は、
アメリカの叙事詩を市井の人々に届けようという試みであった。
ホイットマンは1892年の死まで、この作品の拡充、改訂を重ねた。
それぞれの版には、時代の風潮や作者の思想の変化が反映されている。
初版の巻頭詩「ぼく自身の歌」が最も広く知られている。
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