こんにちは。生涯挑戦!をモットーにシニア世代を応援する、こうちゃんです。
個人事業主をはじめたばかりの方にとっては、経費の計上について慣れてないのでわからないことが多いですよね。
事業に関係する消耗品とかはわかりやすいですが、電気代などの生活費を必要経費として計上できる「家事按分」をご存じでしょうか?
今までよく知らなかったのですが、会計ソフトの「やよいの青色申告」のオンラインサポート情報から調べて実施したので紹介します。
ポイントは、按分する前の全額を入力することです。で、何割かの比率を決めておいて、実際の按分作業は当年度の確定申告をする時に割合を入力すれば良いとわかりました。
計上できる必要経費はできるだけ計上しておきたいものです。
■個人事業主初心者が家事按分で生活費の一部を経費計上する方法の実際
今年で4年目になりますが、今まで「家事按分」ができることをなんとなく聞いてはいたものの、やり方がわからず実施していませんでした。
今回調べてみてわかりました。
まず「家事按分」とは:
自宅兼事務所の場合の家賃・水道光熱費・通信費など家事(自宅)使用のものを事業にも使用した場合、事業で使用した分だけ必要経費にできる
ことを言います。
参照したのはこちらのサイトと、「個人事業主・フリーランスのための青色申告」の本です。
やり方の結論だけポイントをまとめるとこうなります:
・[かんたん取引入力]等で支払った全額をいったん入力する
・事業で使用した割合を決算書作成時に按分して入力する
この2つです。
いままでは、いちいち割合を計算してから入力するものかと思ってましたが、全額を入力しておいて、後から確定申告の時に按分すればいいとわかりました。
ちょうど2020年も半年が過ぎたので、今回さっそく半年分の電気代とインターネット通信費の全額をとりあえず入力しました。
このような具合です。
当年度が終了した後、確定申告の時に入力する画面はこのようになります。
■家事按分の割合はどう考えればいいのか
家事按分の割合の考え方についても、やよいのこちらのページを参照しました。
電気代の場合は仕事で使用している部屋の床面積の割合、インターネットの場合は週に何日使うかをそれぞれ説明できる数値で決めれば良いわけです。
割合の入力は確定申告の入力をするときで良いとわかったので、
まずは半年分の電気代とインターネット代の全額をやよいの「かんたん取引入力」で入力しました。
年末に残りの半年分の電気代とインターネット代も入力する予定です。
家の家賃を支払っている方は、仕事に使っている部屋の面積でも家賃の按分ができるので検討してみてください。
■まとめ
個人事業主がやよいの青色申告で家事按分をする方法を実際やってみたので、その方法を紹介しました。
とにかく電気代、インターネット代のかかった費用は全額計上して、確定申告の時に按分する方法でよいことがわかりました。
紹介しました。
個人事業主をはじめて間もない方でまだ家事按分をされてない場合は是非やってみてください。