こんにちは。生涯挑戦!をモットーにシニア世代を応援する、こうちゃんです。
「ゴーヤ茶って健康にいいと聞くけど、その作り方を知りたい。」「ゴーヤ茶ってどんな効能があるのか知りたい。」
この記事では実際にゴーヤ茶を作って飲み始めたので、そんな方の参考になる様に作り方を紹介します。
併せて健康にいいといわれている栄養分と効能について信頼できる米国サイトから根拠も調べました。
■ゴーヤ茶の作り方
知人からいただいたゴーヤでチャンプルーを作ったのですが、余ったので健康にいいというゴーヤ茶を作りました。さっそく作り方を紹介します。
【ゴーヤ茶の作り方】
・ゴーヤを3~5mmぐらいに千切りにする
・種も含めて天日干しをする (2~3日)
・フライパンで色がつく程度3、4分煎る
・お茶パックにいれて煎じる
千切りにして天日干し、煎るだけなので、意外と簡単です。
こちらが煎った後のゴーヤと種です。
お茶パックに入れて、煎じた後、今の時期なので冷やしてゴーヤ茶にしたところです。
味はやや苦い味がしますが、ゴーヤそのものをチャンプルーにするときよりは苦みが和らいでいます。漢方薬のような味で、飲みやすいです。
■市販のゴーヤ茶と比較
市販のゴーヤ茶としてアマゾンや楽天で売られているのがこちらです。
自家製ゴーヤ茶の場合は、スーパーで買うと、1本158円 可食部200g
50gあたりおよそ40円です。市販品は 1500円なので、3%弱の値段でとてもお得感があります。
■ゴーヤの栄養と効能
気になるゴーヤ茶の栄養と効能ですが、ネットに色々情報があります。ここでは、信頼のおける情報源として、米国の医学系サイトからいくつか調べたので引用します。
権威ある医学情報サイトのWebMDからの引用です:
・インスリンのように作用して血糖値を下げるのに役立つ成分が含まれている。
・糖尿病、胃、腸の問題、月経などの多くの状態を改善するためにゴーヤを使用するが、これらの使用を裏付ける良好な科学的根拠はない
血糖値を下げる成分が含まれていると明言しながらも、良好な科学的根拠はないとしています。
一方で、こういう医学の学術論文を引用したサイトもあります。
糖尿病の成人24人を対象とした3カ月間の研究では、2,000 mgのゴーヤを毎日摂取すると、血糖値とヘモグロビンA 1 c (3カ月間の血糖コントロールを測定する検査) が低下することが示された
上記は、こちらの信頼のおける学術論文からの結果です。
含まれる栄養価についての記述の引用です:
野菜の特性を持つ果物として、さまざまなビタミン、ミネラル、抗酸化物質等、以下の成分が含まれている:
・ビタミンC、A、E、B-1、B-2、B-3、およびB-9
・カリウム、カルシウム、亜鉛、マグネシウム、リン、鉄などのミネラル
・フェノール、フラボノイドなどの抗酸化物質
ただし、医薬品としてFDAからは承認されていないと書かれています。
・現在のところ、治療法としてのゴーヤの標準的な投与量はない。
・補完または代替医療と考えられている。
・糖尿病や他の病状の治療としては食品医薬品局(FDA)によって承認されていない。
栄養分の数値です(ゴーヤ94g当たり):
カロリー:20
炭水化物:4グラム
繊維:2グラム
ビタミンC:1日摂取基準量 (RDI) の93%
ビタミンA:RDIの44%
葉酸:RDIの17%
カリウム:RDIの8%
亜鉛:RDIの5%
鉄:RDIの4%
■ゴーヤの副作用の可能性について
こちらについても、上記に引用した信頼のおけるサイトの記述を引用しておきます。
適度な量を食べると、健康的で栄養価の高い食事になるが、大量のゴーヤを摂取したり、ゴーヤのサプリメントを摂取したりすると、副作用が起こる可能性がある
・下痢、嘔吐、腹痛
・妊娠中の女性には推奨されていない。
・血糖降下薬を服用している場合は、摂取前に医療機関に相談する必要がある。
健康に対する長期的な影響は広範囲に研究されていないため、
健康上の問題や薬を服用中の場合は、摂取前に医療関係者と相談し指示に従う必要がある。
健康に良いとは言っても、摂取し過ぎは良くないようです。
どのぐらいが摂取し過ぎなのかというデータがないので、はっきりと言えませんが、前述の糖尿病患者の摂取量毎日2gから、ゴーヤチャンプルを食べる100g程度やゴーヤ茶程度なら問題なさそうです。
■まとめ
ゴーヤ茶の作り方と、ゴーヤの効能、副作用について信頼のある学術論文を含めた情報源を調べた内容を紹介しました。
参考になれば嬉しいです。