こんにちは。生涯挑戦!をモットーにシニア世代を応援する、こうちゃんです。
最近文字だけで発信するSNSと映像のYoutubeに加えて、voicyやstandfm、clubhouseなど音声メディアも人気を集めています。
そんな時に、音声メディアで発信したいけど、自分の声に自信がない。音声メディアに限らなくても、普段の雑談でもっと響く声で滑舌をよくしたい。
牟田祥子氏著「あくび声トレ」はそんな方におすすめの本です。
■「あくび声トレ」の概要と印象に残ったポイント
1章から2章はあくび声トレの説明と活用法、3章から5章は響く声になるための方法、体の緩ませ方と滑舌を良くする方法、6章はシーン別での伝わる話し方という全体構成になっています。
この記事では、あくび声トレの中身と実践方法とその効果をポイントだけまとめておきます。
本には他にも応用編や具体的な方法が満載ですので、気になる方は本を読みください。
まずあくび声トレとは何なのか、著者によると、こう述べられています:
無意識に行っているいつものあくびを、ポイントを意識して普段のおしゃべりに応用すること
その意識すべきポイントは次の3つです。
①口の開き方
②喉のゆるめ方
③息の吸い方と吐き方
声を出すときにこの3つを思い描きながら意識的に実施することです。自然なあくびをする時をイメージしながらやるとできそうな気になります。
このトレーニングをマスターするとどんな効果があるかについては、「自分が望む声」が手に入ると言っていますが、その主な効果が以下です。
・もっと相手に伝え拓也、伝わるようになる
・話し方が変わる
・自分の声が好きになる
この様な変化が起きるのであれば、ぜひやってみたくなります。
■「あくび声トレ」から行動に移したいポイント
本を読んでそのままでは何も変化はないので意味がありません。上記の様に普通のあくびの感覚で3つを意識しながら声を発する習慣をつける。
さらにそこから、筆者はもう少し詳しく、意識すべき6つのポイントとして以下を掲げています。
1.口のサイズ感を確認!
2.口の中の空間を確認!
3.喉を確認!
4.息の量を確認!
5.息を吸うときに、ふくらむ場所を確認!
6.息を吐くときの、お腹の状態を確認!
まずはこの6つのポイントを意識することから始めてみたいと思います。
試しに何度かやってみました。不思議と普段よりも響く声になった様な感じがします。
なんとなく声をだすのではなくて、少なくとも口の開き方はどうか、喉に力が入ってないだろうか、息は深く吸ってゆっくり吐いているだろうかの3つを意識するだけでも続けていけば効果がありそうな気になりました。
ただ1つこの中で難しいと思ったのは3番の喉の確認です。
喉の何を確認するかは、力が抜けているかどうかです。喉から声を出そうとするよりお腹から声を出すイメージでかつ喉に力が入ってない必要があります。
声に限らず、楽器を弾くときでも、ゴルフスイングにしてもいかに力をうまく抜いてパフォーマンスを良くするかが重要なところです。
その辺は、喉の力がうまく抜けたと感じられる様に、少しトレーニングを続けてみようと思います。
■著者について
本書からの引用です。
牟田祥子 (むた・あきこ) 商社勤務後、NHK水戸放送局に入局。リポーターとしてのキャリアをスタートさせる。取材や撮影、編集といったディレクター業務もこなし、多忙な日々を送る。その後、同局首都圏放送センターへ異動し同職に就き、全国放送での経験も積む。フリー転身後は、ケーブルテレビ局キャスター、ナレーション、ラジオリポーターや各種司会などに加え、セミナー講師、新聞のコラム執筆など、幅広いジャンルで活躍。産業カウンセラーやキャリアコンサルタントの資格を取得、さらにコーチングも学び、主に傾聴力を活かした発声講座なども主催している。コエ・テラス合同会社代表。 趣味は絵本読み聞かせや楽器を鳴らすこと(アコースティック・ギターやウクレレ)、動画制作。一児の母。
■まとめ
「あくび声トレ」 牟田祥子氏著の内容のポイントと実践方法、効果について紹介しました。
参考になれば嬉しいです。