こんにちは、kindle本「理系出身じいじのホットクックでらくらく離乳食」の著者、生涯挑戦!をモットーにシニア世代を応援する、こうちゃんです。
最近視聴したTED talkで印象に残った話がありましたので、忘備録を兼ねてシェアします。
Sarah Ellis(サラ・エリス)とHelen Tupper(ヘレン・タッパー)の「ベストなキャリアパスは必ずしも真っ直ぐではない」というタイトルの話です。
この2人はこのトークの元になっている「まがりくねったキャリア」の共著者です。内容は、今の時代キャリアははしごのように真っ直ぐなパスを上るのではなく、曲がりくねったものであるという話です。
若い世代だけでなく、梯子をのぼるようなキャリアを経験してきたシニア世代にもに視聴してもらいたい内容です。
■印象に残った内容
まだ日本語字幕が見えてないようですが、英語の訓練にはちょうどよい内容かと思います。
以下のポイントが心に残ったので、簡単にまとめておきます。
1)私たちは皆、5つの異なるタイプのキャリアを持っていると考えられる。
2)世界経済フォーラムでは、2025年には現在持っているスキルの50%が通用しなくなると予測されている
3)キャリアを梯子や階段のように考えると返って学習や機会の制限になることがあり、
梯子はキャリアを考える上ではもはや冗長な概念
4)誰もが学ぶ者であり、誰もが教える者である。
5)「次はどんな仕事に就くか」だけではなく、「どんなキャリアの可能性に興味があるか」を問うべき。
昭和の時代は特に終身雇用制が日本ではあたりまえでしたが、現代は状況が大きく変わっています。5つの異なるタイプを持っているというとは、そのタイプの仕事についていろいろとキャリアチェンジした方が良いととらえられます。
AIにより現在持っているスキルの半分が通用しなくなるとすれば、どんどん別のスキルをためすか、新しいスキルを身につけるしかありません。
はしごのタイプのキャリアが学習や機会の制限になることがあるというのは、4)の誰もが学ぶ者であり誰もが教える者であるという言葉につながると思います。
時に教わる人であっても、その人が得意なことを逆に教えることができるかもしれないからです。この辺はとてもフレキシブルな考え方だと思いました。
仕事という観点だけでなく、キャリアという観点で自分と対話してみるのも大事です。
■行動に移したいポイント
心に残ったところと、関連して行動に移したいポイントを3つあげるとすると以下になりまし。
・誰にでも才能があり、それをさまざまな形で発揮することが可能。
・キャリアを束縛する必要はない。
・変化は行動から生まれる
いくつになっても、自分の才能や経験を束縛せずに発揮する方法はないかを模索し、
ストレートにうまくことが進まなくても、曲がりくねっていてもいいから、行動していく
ことが重要と再認識したお話でした。
■プレゼンターについて
TEDのサイトからの引用です。
Sarah Ellis(サラ・エリス)は、受賞歴のあるキャリア開発企業Amazing Ifの共同創設者で、すべての人にとってより良い仕事をすることを使命としている。
The Squiggly Careerの共著者であり、イギリスで人気のキャリア系ポッドキャスト「Squigglyキャリア」のホストをつとめる。Amazing以前には、BarclaysとSainsburyでのリーダーシップの役割をつとめた後、You and MrJonesグループの一部であるクリエイティブ企業、Gravity Roadのマネージングディレクターをつとめる。
ハーバード大学、ロンドン大学、Warwick Business Schools (MBA) を卒業生、資格のあるプロフェッショナルコーチであり、メンタルヘルスのファーストエイドでもある。よちよち歩きの子マックスの母親でもあり、週末はナショナル・トラストの庭園でコーヒーを飲みながら過ごすのを楽む。Helen Tupper (ヘレン・タッパー)はベストセラー、The Squiggly Careerの共著者で、イギリスで人気のキャリア系ポッドキャスト「Squigglyキャリア」の共同司会者でもある。Amazing Ifの前は、Microsoft UKでコマーシャル・マーケティング・ディレクターを務め、Virgin、BP、E.Onでリーダーシップを発揮。Henley (MBA) 、Cranfield、Nottingham Business Schoolの卒業生で、優れたコーチである。
仕事以外では、彼女はヘンリーとマドレーヌの母親で、ワーキング・ファミリー・チャリティの理事も務める。
■まとめ
最近聴いたTEDトークで印象に残った、Sarah Ellis(サラ・エリス)とHelen Tupper(ヘレン・タッパー)の「ベストなキャリアパスは必ずしも真っ直ぐではない」という話から印象に残ったポイントを紹介しました。
参考になれば嬉しいです。