こんにちは。生涯挑戦!をモットーにシニア世代を応援する、こうちゃんです。
2017年からNISAを始めて、今年2021年は5年目になる投資初心者です。
非課税期間は5年目になる2021年、積立投資信託の2017年分のみを解約したいと考え、オンライン証券で売却手続きしようとしたところ、売却画面では年度区分がされてません。
さて、どうしたらいいのか単年度分を売却する方法がわからず困ったことはないですか?
今回証券会社に問い合わせてその方法がわかったので、忘備録を兼ねて紹介します。
尚、内容は積立NISA口座ではなく、普通のNISA口座の方です。
■NISA口座の積立投資が非課税期間5年経過したときに該当年のみ売却時の不明点
NISA口座の投資が非課税期間5年経過したときにどうするのかについてはこちらの記事を参照ください。
今回困った内容というのは、NISA口座の残高画面では下図のように、2017年から2021年までの積み立て金額の合計が年度別に示されています。
このうち2017年分が今年で5年目となるので、売却するか、通常の口座へ移管するか、次の年のNISA口座に移す(ロールオーバー)かの3つの選択をする必要があります。
今回は多少なりとも利益が出ているので、非課税メリットを受けるために2017年分だけを売却することにしました。
早速売却画面を表示したところ、年別に表示されるのかと思いきや、このようにトータルとしての表示でした。
さて、どうすれば2017年分を売却できるのかがわかりません。
そこで証券会社にメールで問い合わせることにしました。次にその回答のポイントを示します。
■NISA口座の積立投資が非課税期間5年経過したときに該当年のみ売却時の不明点についての証券会社からの回答
以下の様な回答が証券会社からメールで来ました。
投資信託におきましては、先に取得した投資信託から売却を行う
「先入先出法」にて管理が行われております。そのため、勘定年を指定いただだかなくとも、取得日が古いものから
順番に売却が行われます。ロールオーバーを行わず、2017年に取得した投資信託のみ売却したい場合は、
注文時に2017年に取得した保有株数を指定して売却をいただくことで、
2017年の勘定年の投資信託が自動的に売却されます
なるほど。これでわかりました。
要するに上記年別の表に示されている2017年取得分の保有株数を売却する時に指定すれば、自動的に2017年分のみが売却されるというわけです。
■NISA口座の積立投資口座を一部売却する時の実際画面
使っている某証券会社で売却する時の画面の例はこちらです。
ポイントは以下です。
・一部解約を選ぶ
・口数指定、金額指定のうち口数指定を選ぶ
・2017年(非課税期間が5年目を迎える年)の口数を入れる
これで2017年の分のみを売り注文することができました。
ちなみに、5年間毎月一定額をコツコツ積み立てすることで、今回売却した投資信託の利益率は、およそ2割で2桁でした。銀行に預けた場合の利率と比べて桁違いに大きいです。
この方法はドルコスト平均法と言います。
馴染みのない方はこちらの記事に詳しく解説してますので、ご参照ください。
■まとめ
NISA口座の非課税期間が5年目になる積立投資信託の該当年のみを一部解約したい場合のオンライン証券での手続方法を紹介しました。
参考になれば嬉しいです。