こんにちは。kindle本「理系出身じいじのホットクックでらくらく離乳食/幼児食」「理系出身じいじのホームベーカリーらくらく使いこなし術」の著者、生涯挑戦!をモットーにシニア世代と子育て世代を応援する、こうちゃんです。
初めてのサワードウを作り、パン作りに活用していますが、その時は猛暑の最中につくったので、本来のサワードウづくりに適した23℃程度からは日中は冷房をつけていたとはいえ、高めの温度になっていました。
そのため、半分はダメにしてしまい、冷蔵庫保管にした方で時間をかけてやっと残りの半分がサワードウとして使える感じになりました。
今回は、秋口に気温も涼しくなったので、再度サワードウ作りにトライして前回よりも短期間に上手くできたので、
同じくサワードウのスターターとパン作りに取り組んでいる方の参考になればと思い、まとめておきました。
サワードウとは何か、イーストとは何が違うのか、どんな効能があるのかについては、こちらの記事を参照して下さい。
■秋口につくる2回目のサワードウスターターについて
前回は強力粉と水を使いましたが、今回は強力粉と全粒粉と半々、それに水を使いました。
水については、前回はペットボトルの天然水を煮沸してからさましたものにしましたが、
今回はペットボトルの天然水をそのまま用いました。結果的にそれでも大丈夫でした。
今回は知り合いの方から教えてもらった、「The Sourdough Whispere」に加えて、追加情報として教えてもらった「Tartine bread」という本の2冊を参考にしました。
主な違いは、途中でフィードと呼ばれるエサ(新たな小麦粉を与える)やり前に取り除く量が、前者は50%、後者は80%という量の違いです。
■秋口に作る2回目のサワードウスターターの作り方のステップ
以下のステップで作りました。
【1日目】:ガラスのボウル(陶器でも可)に、強力粉25グラムと全粒粉25gと、水50グラム(1/4カップ)を混ぜ合わせる。
よくかき混ぜ、ボウルの側面をこそげて全体を混ぜ合わせる。ボウルを緩くフタで覆い、わずかな隙間を開ける。
【2日目】:すでに泡が表面に現れ始めるかも。20グラムの強力粉と全粒粉それぞれと40グラムの水を追加し、よくかき混ぜ、再びボウルを緩く覆ってキッチンの隅に置く。
【3日目】:泡が出てきて、少し酸っぱい匂いがしてきました。強力粉と全粒粉それぞれ20グラムと40グラムの水を追加し、よくかき混ぜ、再びボウルを緩くフタで覆いキッチンの隅に置く。
【4日目】:ここで、前回はボウルの中身の半分でしたが、今回は「Tartine bread」の本に従って約8割を取り除き、強力粉と全粒粉それぞれ20グラムと40グラムの水を追加し、よくかき混ぜ、再びボウルを緩くフタで覆いキッチンの隅に置く。
【5日目】:約80gを取り除き、強力粉と全粒粉それぞれ20グラムと40グラムの水を追加し、よくかき混ぜ、再びボウルを緩くフタで覆いキッチンの隅に置く。
【6日目】:約80gを取り除き、強力粉と全粒粉それぞれ20グラムと40グラムの水を追加し、よくかき混ぜ、再びボウルを緩くフタで覆いキッチンの隅に置く。
【7日目】:泡が全体に見えるようになってはいましたが、それほど活発ではなかったので、また約80gを取り除き、強力粉と全粒粉それぞれ20グラムと40グラムの水を追加し、よくかき混ぜ、再びボウルを緩くフタで覆いキッチンの隅に置く。
【8日目】:泡が見えてますが、ボウルだとかき混ぜはしやすいものの、どのぐらい活性化しているか見えずらいので、また約80gを取り除き、強力粉と全粒粉それぞれ20グラムと40グラムの水を追加し、よくかき混ぜた後ジャム用のガラス瓶に移しました。
6時間程放置すると、泡が全体に見えて堆積が2倍弱ほどまで膨らみました。これでスターターが完成した模様です。その後は冷蔵庫に保管することに。
こちらが、サワードウスターター作りの初日と翌日の様子。1日目で既に泡が出ています。
その内、約8割を取り除いて別の容器に移して、新たにフィードをしてかき混ぜたところです。
これを8日程繰り返します。そろそろ活性化してきたようなので、フィードした後瓶に移しました。輪ゴムを目印用に付けて、6時間ほど放置したら体積が約2倍になって泡が見えたので、スターターの完成です。
■まとめ
秋口に作る2回目のサワードウスターターの作り方を紹介しました。
前回は6月末でも、もう30℃を超える猛暑日が続いて、1週間経過してもそれらしいサワードウとしての泡が前面に出るような活性化を示しませんでした。
そこで、知人のアドバイスに従って半分を冷蔵庫に保管して、時間をかけてフィードして、1か月以上かかってそれらしきものができたわけです。残りの半分を室温放置していたところ、あまりに高温だったためか、カビが生えて廃棄せざるを得ませんでした。
今回は秋口になって室温も20℃~25℃とサワードウ作りには適した温度だったようで、10日程で上手くスターターが出来たようです。
失敗も経験なので、温度がサワードウ作りには重要なファクターであることが経験値として残ったのが、今回の成功につながったと考えられます。
少しでもこの記事がサワードウ作りの参考になれば嬉しいです。
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